秀丸ユーザがMery使ってみた比較と設定

エンジニア

秀丸ユーザがMery使ってみた比較と設定

私はテキストエディタには秀丸を使用していましたが、Meryという無料エディタが使いやすいというのをみたので導入してみました。
実際に使ってみた感触と私が行った設定をご紹介したいと思います。

Mery:
https://www.haijin-boys.com/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

フォント

秀丸ではファイルタイプ別の設定が可能ですが、こちらは共通の設定しかないようです。
ただ、私の場合は特に言語ごとにフォントを変えたいということもないので特にここは気になりませんでした。

ツールバー

ツールバーを右クリックすると表示するツールを追加できます。私はマーカー、外部ツール、プラグインを追加しました。
また、標準のツールバーに「左右に分割して表示」のアイコンを追加しました。

外部ツール

こちらは秀丸にはない機能かと思います。
batを編集してそのままそのフォルダでコマンドプロンプト開けるのは便利そう。
あとは「リンクを開く」「選択文字を検索する」は右クリックのメニューからデフォルトブラウザでの表示はできますが、
ブラウザを指定して検索したい場合などはこちらに追加するといいのかもと思いました。
(選択した文字列やカーソルのある行を引数に指定できるため、ブラウザを指定して同じようなことを実現できます)

マーカー

こちらもMeryにしかない機能と思います。
文字列を選択してマーカーを設定すると同じ文字列に自動的に色をつけてくれる機能です。
ある単語に注目して文章のチェックする場合や、
私の場合は、疑似メモなどを取るときにA.Iに「★」をつけたりするので、「★」にマーカーをつけておくことでA.Iが確認しやすくなりました。

ちなみに私はキーボードショートカットを追加してみました。
「ツール」→「オプション」→「キーボード」タブからカテゴリから「表示」を選択し、コマンド「マーカーに追加/削除」を選んで新しいキーに設定したいショートカットを入力して「割り当て」(私はCtrl+@にしました)

オプション

表示(文字色設定)

背景や文字色の設定もいくつかデフォルトで入っているパターンを使用できます。もちろんカスタマイズも可能でした。
私は「Zenburnesque」というものを使っています。

記号

こちらを設定しておくと空白など通常何も表示されない部分がわかりやすくなります。
私は、「タブ表示」「全角空白表示」

Markdown強調表現

MeryでMarkdownを書くゥ - ぺーぱーふぇいす
テキストエディタ「Mery」でMarkdownを書く。 ローカルでMarkdownを書くといえば、ATOMとかVisualStudioCodeとかなんだろうけど、あのへん重い。 せっかくMarkdownが軽いプレーンテキストであるならば、できれば軽量なエディタで済ませたいよね。小腹が空いた時にカツ丼では胃に重い。 この...

Markdownで書きたいため、上記を参考にMarkdownの強調表現を追加しました。
このとき、Zenburnsqueだと、h1,h2,h3~h6で色が変わったり色が微妙だったので以下のように変えて使用しています。

#Word Color=3, WholeWord=False, RightSide=True, MatchCase=False, InsideTag=False, RegEx=True
^^^#{3,6}\s

#Word Color=3, WholeWord=False, RightSide=True, MatchCase=False, InsideTag=False, RegEx=True
^^^#^#\s

#Word Color=3, WholeWord=False, RightSide=True, MatchCase=False, InsideTag=False, RegEx=True
^^^#\s

Grep

私はファイルをGrepしたいときはよく秀丸を使っていましたが、Meryでも「検索」→「ファイルから検索」で秀丸のGrepと同じような使い勝手でGrepが使用できそうです。

矩形選択・編集

Alt押しながら選択で選択可能。
ただし、複数行を同時に編集はできないようです。ここは唯一残念なところでした。

まとめ

矩形選択後の複数行一括編集ができないのが残念でしたが、それ以外は私の用途では秀丸から乗り換える価値が十分ありそうでした。
他にも、便利そうな機能がたくさんありそうなので、追記していきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました