MongoDBのSSPLライセンスについて(SaaSでの使用について)
概要
MongoDBのライセンスがServer Side Public License(SSPL)というものになっています。一応オープンソースライセンスというものの、商用ライセンスを購入するかソースコードを公開しろというような記載もあり少し調べてみました
ざっくりいうとMongoDBの機能をそのまま使わせるはNG、クラウドサービス内のデータベースとして利用するのはOKの模様
公式のFAQを見ると、以下のように書いてありました。
https://www.mongodb.com/licensing/server-side-public-license/faq
What are the implications of this new license on applications built using MongoDB and made available as a service (SaaS)?
The copyleft condition of Section 13 of the SSPL applies only when you are offering the functionality of MongoDB, or modified versions of MongoDB, to third parties as a service. There is no copyleft condition for other SaaS applications that use MongoDB as a database.
google先生でそのまま翻訳すると以下
MongoDBを使用して構築され、サービス(SaaS)として利用可能になったアプリケーションに対するこの新しいライセンスの影響は何ですか?
SSPLのセクション13のコピーレフト条件は、MongoDBの機能、またはMongoDBの修正バージョンをサードパーティにサービスとして提供している場合にのみ適用されます。 MongoDBをデータベースとして使用する他のSaaSアプリケーションには、コピーレフト条件はありません
私のイメージはこんな感じです。(間違ってたらすみません。。。)
<ダメなケース>
<良さげなケース>
まとめ
ということで何かしらのアプリケーションやサービスを提供するときのNoSQLのDBとしてMongoDBを利用する場合には問題なく利用できそうですが、細かい条件などは上記の公式のFAQなどを見て調べて見るほうが良いと思われます。
おすすめ参考文献・書籍
MongoDB公式
https://docs.mongodb.com/manual/
やってみようNoSQL MongoDBを最速で理解する
https://qiita.com/Brutus/items/8a67a4db0fdc5a33d549
MongoDBを始めた頃に知っていたら、と思う14のこと
https://www.infoq.com/jp/articles/Starting-With-MongoDB/
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